40歳からWebデザインを始めた僕の体験談
大学を卒業後、今まで接客業・一般事務などの仕事をずっとしてきました。Webデザインについては数年前からYouTubeなどでWebデザイナーの1日の仕事などよく見かけるようになり、以前から興味はありました。
でも気がついたらもう40歳手前になっていました。
「今からでも間に合うかな?」
これは私が40歳でWebデザインを学び始めたとき、何度も自問自答した言葉です。
パソコンの基本操作はなんとなくできるけど、HTMLやCSSって何?という状態から、今ではクライアントのサイト制作に携わるようになりました。今回は、そんな私が「どこでWebの基礎を学んできたか」について、リアルな体験をもとにまとめてみます。
はじまりはProgateから
Webデザインに興味を持ったとき、最初に出会ったのがProgateでした。
初心者向けに作られたこのサービスは、スライド形式で学習ができて、まるでゲームのような感覚で進められます。私もHTMLとCSSの基礎をProgateで覚えました。
ただ、独学には落とし穴もありました。
たとえば、HTMLのタグの使い方。<div>
タグばかり使ってしまったり、<section>
や<article>
などの意味をちゃんと理解せずに雰囲気で使っていたことも。
また、CSSの命名規則も知らず、クラス名がぐちゃぐちゃ。
「とにかく表示されればOK」という状態で、自己流のクセがどんどんついてしまいました。
それでも、Progateで「なんとなく作れる感覚」は身についたと思います。
本気で学び直した職業訓練校
そんな中、私に転機が訪れます。
それがハローワークの職業訓練でした。失業中の期間を使って、Webデザインのコースを受講できるという制度です。
私が通った訓練校は、なんとオンライン対応。ZoomやSlackなどを使って、在宅で毎日授業を受けるスタイルでした。これが本当にありがたかったです。
職業訓練では、HTMLとCSSを基礎からしっかり学び直しました。
・タグの正しい意味と使い分け
・CSSの構造的な書き方
・PhotoshopやXDを使ったデザイン制作
・jQueryによる動きのあるサイト作り
さらに、現役の講師が毎週質問に答えてくれる環境が、独学との大きな違いでした。間違って覚えていた知識を1つずつ修正し、土台を整えることで自信もつきました。
この「講師がいる環境」は、自分にとって一番大きかったと思います。
ただし、職業訓練は誰でも受けられるわけじゃない
この訓練は「失業中の求職者」が対象です。働いている人や学生の方は、基本的に受講できません。
じゃあ、今からWebデザインを学びたい人はどうすればいいのか?
そんな方に僕が今おすすめしたいのが、ドットインストールです。
ドットインストールの魅力
ドットインストールは、短い動画でHTMLやCSS、JavaScriptなどが学べるオンライン教材です。
1本あたりの動画は約2~3分。テンポよく進められるので、忙しい方でもスキマ時間で学習できます。
実際に使ってみた印象としては、
・テンポが良くて飽きない
・実際のコードを書く手元が見えるのでわかりやすい
・細かい設定や環境構築も説明してくれる
特にHTMLとCSSの基礎は、無料でも十分学べます。
また、有料会員になればさらに詳しい講座や応用編も学べるので、月額1,000円ちょっとでこれだけ学べるならコスパは抜群です。
まとめ:自分に合った学び方を選ぶことが大事
40歳から始めた私でも、学習を続けて今こうしてWebデザインの仕事ができています。
はじめは独学でもいい。Progateやドットインストールのようなサービスを活用して、少しずつ進めていけば、着実にスキルは身につきます。
もし職業訓練が受けられる環境にあるなら、講師のいる環境で一から学び直すのはとてもおすすめです。
でも、そうでなくても、今は学習の選択肢がたくさんあります。
最後にひとこと。
「年齢は関係ない。やるか、やらないかだけ」
迷っている人がいたら、まずはProgateかドットインストールで触ってみてください。そこからすべてが始まります。
Progate:ホームページはこちら
ドットインストール:ホームページはこちら