第6回:Webデザインで使う画像はどこから取得できる?有料・無料のおすすめサイト紹介【40歳からのWebデザイン】 | MONOCHROME(モノクローム)

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第6回:Webデザインで使う画像はどこから取得できる?有料・無料のおすすめサイト紹介【40歳からのWebデザイン】

Webデザイン(画像)

Webデザインをするうえで、ビジュアルのクオリティはサイト全体の印象を左右する重要な要素です。魅力的な画像素材を適切に選ぶことで、ユーザーに訴求力のあるデザインを実現できます。

今回は、Webデザインで使える画像を取得できる有料・無料のサイトをご紹介します。それぞれの特徴や使い分けのポイントも解説します。


【有料画像サイト】

プロ品質・安心のライセンスで使える画像を探すなら、やはり有料サイトがおすすめです。商用利用を前提としたWeb制作や広告案件では特に活躍します。

① Adobe Stock(アドビ ストック)

Adobe Stock

https://stock.adobe.com/jp/

  • 特徴:高品質な写真・イラスト・ベクター・動画など幅広く揃う。Adobe製品(Photoshop、Illustratorなど)との連携もスムーズ。

  • 料金:月額プラン制(10点/月 3,828円~)。単品購入も可能。

  • おすすめの使い方:企業サイトや広告用のバナーなど、完成度の高さが求められる案件に。

メリット:

  • 商用ライセンス付きで安心

  • 和風テイストや日本の風景も比較的豊富

  • 使いやすい検索機能とUI

デメリット:

  • 定額制のため、少量利用にはコスパが悪いことも

  • 英語の検索が必要な場合もある


② iStock(アイストック)

i Stock

https://www.istockphoto.com/jp

  • 特徴:Getty Images系列のサービスで、センスのいい写真が豊富。クリエイティブな画像が多い。

  • 料金:クレジット制またはサブスクリプション(月10点 3,500円~)

  • おすすめの使い方:広告、SNS投稿、ブランディング目的のデザイン

メリット:

  • ハイクオリティな素材が多い

  • ユニークな構図やスタイリッシュな画像に強い

デメリット:

  • 海外向け素材が多く、日本向けのものは少なめ

  • 価格はやや高め


③ 写真AC(有料プラン)

https://www.photo-ac.com/

  • 特徴:日本人モデルや日本の風景に強い。無料でも利用可能だが、有料プランではダウンロード制限が緩和される。

  • 料金:月額1,980円(税込)~

  • おすすめの使い方:地域密着型サイト、飲食店、学校・病院など日本国内向けの案件

メリット:

  • 日本人モデルの写真が豊富

  • クレジット表記不要

  • イラストAC・シルエットACなど姉妹サービスと併用可能

デメリット:

  • 画像の質にばらつきがある

  • 海外テイストの画像は少なめ


【無料画像サイト】

予算を抑えたい、個人制作や練習用に使いたいといった場合には、無料サイトも非常に便利です。ただし利用規約(ライセンス)を必ず確認することが重要です。


① O-DAN(オーダン)

O-DAN

https://o-dan.net/ja/

  • 特徴:複数の海外無料素材サイトを一括検索できる日本語対応の検索ポータル。

  • おすすめの使い方:おしゃれな雰囲気を出したいブログやポートフォリオなど

メリット:

  • 日本語で検索できる

  • 複数サイトの画像をまとめて探せて便利

デメリット:

  • サイトごとにライセンスが異なるため注意が必要

  • 日本人モデルの写真は少ない


② Unsplash(アンスプラッシュ)

UN

https://unsplash.com/

  • 特徴:世界中のフォトグラファーによる高品質な画像が揃う。商用利用可能。

  • おすすめの使い方:企業サイト、ランディングページ、ブログ、SNSなど

メリット:

  • 無料とは思えない高クオリティ

  • 商用利用OK・クレジット不要

  • スタイリッシュな画像が多い

デメリット:

  • 日本に特化した画像は少なめ

  • 他のサイトでも同じ画像を使っているケースがある(差別化が難しい)


③ Adobe Stock(無料コレクション)

  • 特徴:Adobe Stockの中には無料で利用できる画像素材も用意されています。

  • おすすめの使い方:クオリティの高い素材を無料で使いたい場合のスタートポイントとして

メリット:

  • 商用利用可能

  • Adobe品質の素材が無料で使える

デメリット:

  • 有料版に比べて選べる数は限られる


④ 写真AC(無料プラン)

  • 特徴:無料会員でも1日9点までダウンロード可能。日本の素材に特化している。

  • おすすめの使い方:日本人向けのブログやプレゼン資料など

メリット:

  • 日本語キーワードで検索できる

  • クレジット表記で無料利用可能

デメリット:

  • ダウンロードに時間がかかる(待ち時間あり)

  • クレジット表記が必要


【使い分けのポイント】

利用目的 おすすめサイト
クオリティ重視・商用案件 Adobe Stock(有料)、iStock
コストを抑えたい・練習用 Unsplash、O-DAN、写真AC(無料)
日本人モデルや国内向け画像が必要 写真AC(有料/無料)
海外風・おしゃれな写真が欲しい Unsplash、O-DAN

【注意点】画像素材を使うときのチェックリスト

  • 商用利用可能か

  • クレジット表記が必要か

  • 人物写真はモデルリリース済みか

  • 再配布や加工のルール

特に無料素材サイトはライセンスの変更が起こる場合があるため、都度利用規約を確認するようにしましょう。


まとめ

Webデザインにおける画像素材の選定は、サイトの第一印象や訴求力に直結します。
「無料で十分な場合」もあれば、「有料でしか得られない品質」が必要なケースもあります。案件の目的・予算・デザインの方向性に応じて、信頼できる画像サイトを使い分けることがプロの選択です。

あなたのデザインが、最適な画像選びによってさらに魅力的なものになりますように!